α・β/γコンタミネーションプローブ

LB1342/LB1343

LB1342、LB1343は硫化亜鉛 (ZnS) シンチレーターを使用しており、放射線がシンチレーターに当たることで生じた閃光を光電子倍増管で測定します。
特別な評価と相関回路を使用することでα線、β/γ/X線などそれぞれの種類の放射線に区別し、分離して同時に測定することが可能です (ベルトールド社特許取得済み) 。
βチャンネルへのα粒子のスピルオーバーの一部はソフトウェアにより修正されます。
各プローブはディスプレイ、データストレージ、プリンター出力を備えたユニバーサルモニターUMoⅡ LB134と組み合わせて使用し、測定結果を表示することもできます。
壁掛けユニットや充電アダプターなど、オプションも豊富に取り揃えております。


LB1342

検出器ウインドウフォイルは機械的な損傷の影響を受けやすいため保護グリッドで保護されています。もし鋭利な物体などでウィンドウフォイルを損傷した場合ユーザーが簡単に交換することが可能です。

  • ZnSシンチレーション検出器でα、β、γ線を測定
  • 118 mm x 145 mm (170 cm²)、トランスミッション80%
  • バックグラウンド:αチャンネル 約0.1cps、βチャンネル 約10cps

LB1343

  • 大面積タイプ
  • ZnSシンチレーション検出器でα、β、γ線を測定
  • 150 mm x 230 mm (345 cm²)、トランスミッション80%
  • バックグラウンド:αチャンネル 約0.1cps、βチャンネル 約15cps

LB1342/LB1343 特長

概要

  • 高い測定精度
  • 放射線の種類を正確に区別
  • 低エネルギーでも高感度に検出
  • シンチレーターで低コスト
  • メンテナンスが簡単

SCINTテクノロジー

  • α線、βγ線を個別に同時に測定可能
  • 特別な評価及び相関回路により放射線のそれぞれの種類を区別し、分離して同時に測定可能
  • カウントガスは不要

その他

  • 結果はカウントレート (cps) またはエリアアクティビティ (Bq/cm²) で表示可能
  • 金属グリッドが検出器入射窓の損傷を防止

LB1342/LB1343 主な仕様

LB1342LB1343
検出窓サイズ118mm × 145mm、170 cm²150 mm × 230 mm、345 cm²
検出窓layer thickness: 6 µm
weight per unit area: 0.4 mg/cm²
layer thickness: 6 µm
weight per unit area: 0.4 mg/cm²
効率80%80%
バックグラウンドαチャンネル: 約0.1cps
βチャンネル: 約10cps
αチャンネル: 約0.1cps
βチャンネル: 15cps
外部γ線 (Cs-137)
1 µSv/hに対する感度
αチャンネル: 不検出
βチャンネル: < 100cps
αチャンネル: 不検出
βチャンネル: < 100cps
スピルオーバーalpha into beta channel (Po-210): < 20%
beta into alpha channel (Sr-90): < 2*10-5
alpha into beta channel (Po-210): < 20%
beta into alpha channel (Sr-90): < 2*10-5
局所変動応答性α、βチャンネル: ±20%α、βチャンネル: ±20%
温度範囲動作時: -20℃ ~ +40℃ (結露なし)
保管時: -40℃ ~ +60℃
動作時: -20℃ ~ +40℃ (結露なし)
保管時: -40℃ ~ +60℃
保護等級IP53IP53
遮光/入射窓日光 <10cps日光 <10cps