可動フィルター式α・βエアロゾルアクティビティモニター

BAI 9100 D

BAI 9100 Dは排気中または環境中のα・β放射性エアロゾルを継続的にモニタリングします。
集塵ユニットを使用すると迅速なβ、α‐β測定およびγ測定が可能です。βまたはαβ検出器は集塵エリアの上部に取り付けられており、サンプルを収集しながら直接測定するため速やかに評価できます。サンプルの空気はフラットノズルを介してガラス繊維フィルターを通して取り込まれます。

  • フィルターテープはサンプルの空気が取り込まれるスロット付きのキャプスタンドライブ上に巻き取られることにより、フィルターが破損することなくスムーズに前進して均一な集塵を保証します。
  • 集塵及び検出器ユニットは包み込むように4π鉛シールドで遮蔽されています。これにより固有のバックグラウンドが低くなり周辺放射線の感度が低くなります。(影響を補正するには十分ではありません)
  • 集塵エリアが広く、25 m³/hの高流量が可能であるため検出限界が低くなります。
  • オプションとして集塵から120時間 (5日)後にフィルターの放射線を測定する遅延測定を提供可能です。結果からラドン子孫の影響が実質的に排除され、人工ベータ放射能の検出限界が1mBq/m³未満になります。

BAI 9100 D 特長

概要

  • 遅延なく放射線を評価
  • 検出器ユニットとダスティング面の裏側に鉛シールド
  • フィルターベルトの幅が広く、25 m³/と空気のハイスループットが可能なため高感度に検出

特長

  • フィルター送りは連続的または段階的に設定可能
  • 検出器はダスティング面の真上にあり、評価の遅延なく放射線を測定
  • ダスティング面及び検出器ユニットは4πジオメトリーの鉛シールドで遮蔽

特長2

  • オプションで最大120時間 (5日) 後に測定するよう検出器を装備できるため1mBq/m³未満の人工ベータ放射能濃度でも自動的に検出可能
  • オプションで同じ19インチキャビネット内のヨウ素及び/または希ガスモニターと組み合わせ可能

BAI 9100 D 主な仕様

移動フィルター
フィルター送り連続、段階
集塵エリア4π 鉛シールド
流量25 m³/h
測定レンジ< 1 mBq/m³
フィルターカセット
構造形状19インチカセット、IP68
素材側面&背面プレート:アルミニウム、前面:プレキシガラスカバー
ポンプユニット
ポンプ45°Cまでに適しています
メンテナンスフリーのラテラルブロワーポンプ搭載
流量25 m³/h
検出限界
連続フィルター速度10 mm/h (DIN 25482に基づく)
周辺機器インターフェイス
電流出力0/4-20 mA LIN/LOG
電流入力0/4-20 mA
インターフェイスRS232/V24 またはその他